効率的な勉強法とは?メンタリストDaiGoさんの著書「超効率勉強法」を紹介!

資格取得

どうも!カワヤスです。

この記事では、勉強時間を全然確保できない人が最大限のアウトプットができるようになる勉強法を紹介します。勉強時間がないけど資格試験には合格しないといけない人や大学の期末試験まで時間がない人の悩みを解決いたします。

 なお、この記事で紹介する勉強法はメンタリストDaigoさん著書の「超効率勉強法」に基づいています。この記事で紹介しきれない勉強法のノウハウがぎっしり詰まっていますので、勉強法に興味を持たれた方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

 

◆本書を読んだ私の目的

30代になったばかりの私は、これからガシガシ仕事で成果を出していくことが求められるプレーヤーです。成果を残す一方で、知識や経験不足な一面もあり、資格取得過程で得られる知識も求められる。しかしながら、結婚して子供がいる30代私にとって、仕事の時間以外は家事や育児に追われ、勉強時間をまともに確保することは難しいです。そこで、限られた環境下でも最大限に成果を出すべく、本書を手にしました。

◆本書の結論

最後まで記事を読む時間が無い方向けに、本記事の結論を先に述べると、「アクティブラーニング」をすることが超効率勉強法です。
数ある学習法の中でも、科学的に裏付けのある学習法に共通しているポイントが「アクティブラーニング」です。アクティブラーニングは、授業を聞きながらノートを取るような受け身の姿勢ではなく、進んで頭を使いながら学ぶ手法です。どなたでも一度は経験しているように、消極的な態度で学ぶよりも、積極的に取り組んだ方が成果が出やすいのは、体感的にお分かりいただけると思います。
本書では、アクティブラーニングのほか、DaiGoさんが独自に編み出した「アクティブすぎるほどのアクティブラーニング」なども紹介しています。

◆本書構成

第1章:やってはいけない!7つの勉強法
第2章:「超効率勉強法」の基本
第3章:「勉強前」7つのテクニック
第4章:「勉強後」の5つのテクニック
第5章:勉強の効果をさらに高める7つの学習習慣
第6章:地頭を良くする科学的トレーニング
各章様々な気になる情報がありましたが、本記事ではその中でも特に私でもすぐに始められるものをピックアップしてお伝えしていこうと思います。本記事で紹介したテクニックは、今後の資格取得で実践したいと思います。

◆第1章:やってはいけない!7つの勉強法

ここでは、私が習慣としてつい行っていた「やってはいけない勉強法」をピックアップしてご紹介いたします。

■アンダーライン

アンダーラインの問題点は「線を引いただけで脳が満足してしまう」点です。
アンダーラインを引いた時点では、脳はあくまで「重要な情報」を選別しただけなので、実際の中身は脳に定着してくれないそうです。
例えば、「ごみ焼却の排ガス処理設備では減温塔がよく使われる」といった情報にアンダーラインを引いた場合、あなたの脳は「ごみ焼却の排ガス処理設備」と「減温塔」にだけ注意を向けます。しかしながら、ここで大事なのは、なぜごみ焼却の排ガス処理設備では減温塔を使用する必要があるのかを原理原則から掴むことでしょう。
上記の例からわかるように、アンダーラインを引くことで、脳の注意が偏り、情報の全体像を掴みにくくなります。そのため、アンダーラインはお勧めできません。

■語呂合わせ

「記憶術」としては一定の効果があるものの、「勉強法」として知識を活用可能な形で身につける観点からは、ほとんど役に立たないそうです。
例えば、危険物乙種の試験を受けた際、参考書には腐るほど語呂合わせがありましたが、今では一つも覚えていません…。元素記号なんかも「スイヘーリーベー…」などと覚えましたが、結局深く理解できていないです。
このように目の前だけの情報のみを語呂合わせで記憶したとしても、深く理解することはできないので、知識を活用する場面では全く役に立ちません。

■集中学習

数時間のまとまった時間をとって集中して知識を詰め込んでも脳への定着率は低く、1週間もすれば大半の情報を忘れ去ってしまう事実が多数のデータで明らかになっているそうです。
実際、私がエネ管を勉強した際、一番簡単と思われた「燃焼計算」において、集中的に勉強して完璧にしたはずなのに、本番前日に復讐すると、ほとんど忘れており、焦った記憶があります。翌日の本番ではやっとことのある問題が解けず、不合格となってしまったことは言うまでもありません…。
なぜ集中学習がダメなのでしょうか?
それは、集中学習だけでは脳内にあった別々の情報が結び付きにくいことにあるそうです。記憶の定着をよくするためには「集中モード」と「緩和モード」を上手く活用することが重要です。集中モードでは、脳みそをフル回転するので、目の前の情報を理解・整理するべく全精力を費やします。しかし、集中モードだけでは応用が利きにくいです。イメージとして、いくら考えても答えが出なかった問題が、休憩中や家でくつろいでいるときにふっと答えを思いつくようなイメージです。
このように、使える知識を身につけるためには適度な休息が必須です。

■忘れる前に復習する

「忘れる前に復習しよう!」は完全に間違いで、「忘れたころに復習する」が正解だそうです。
これは脳の記憶のメカニズムに原因があるとのこと。忘れる前に復讐を行うと、「既に知っている情報だから記憶しなくてもいいな」と脳は考えるそうです。結果として復習は無駄になってしまいます。
一方、忘れたことに復習した場合、「わざわざ思い出そうとしているということは、この情報は大事なものに違いない。しっかり記憶して置こう!」となります。思い出す作業が脳に刺激を与え、記憶の定着に役立つそうです。
今後は、全て忘れてから復習しましょう。

◆第2章:「超効率勉強法」の基本

アクティブラーニングのポイントは2つあり、「思い出すこと」と「自分の言葉に置き換えること」だそうです。ここでは、こんな私でも実践したいと思えるような簡単な方法をピックアップしようと思います。次回の資格試験で実践してみる項目です。

■テク1:ミニテスト化

これは例えばテキストを一ページ読んだときに、テキストを閉じ、何が書いてあったかなと思い出すなど、ちょっとした記憶力を試すテストを実施するテクニックです。どうやら、単なるテキストの再読と比較すると50%以上も記憶の定着率が上がるという研究結果があるそうです。

■テク2:マインドマップを活用してテストを作る

マインドマップを活用すると、バラバラにあった情報が整理できますので、視覚的に整理できます。さらに、マインドマップは枝葉を見え隠れできますので、ミニテスト化にもってこいです。加えて、自分の言葉に置き換えて整理できれば、アクティブラーニングのポイント二つを押さえられますね。

■テク3:分散学習

これは復習の間隔を少しずつ伸ばすテクニックです。どこかで忘却曲線という言葉を聞いたことがあると思います。それと同じ感じで、ピョートル・ウィズニアックが考え出したタイミングが最も精度が高いそうです。
ぶっちゃけ、そんな間隔なんていちいち覚えてられないし、何をいつ学習したのかなんて記録しません。自力でやるには向いてません。そう思ったそこのあなたに紹介したいのは分散学習ができるアプリです。私は使ったことがないので、今回使ってみて分散学習の恩恵を受けたいと思います。

■テク4:教えるつもり勉強法

これは本当に他人に教えなくても、「教えるつもり」で勉強しただけで効果を得られるそうです。効果を得られる理由としては、他人に教えるつもりという姿勢が、受け身の情報収集から能動的な情報収集に変えるからだそうです。

◆第3章:「勉強前」7つのテクニック

アクティブラーニングの恩恵を最大限得るためには、勉強前の準備が欠かせないそうです。ここでは、準備段階で私でもできそうな取り組みを紹介したいと思います。

■準備テク1:自己超越目標を持つ

この目標を持つことの意義は、モチベーションの向上です。知識を得ることで、世の中の役に立つかもしれないと考えると、目の前の勉強にも意味を見出せます。私の目標は地球のごみ問題をなくすことです。

■準備テク2:好奇心を刺激する

これは、何か興味があるものに触れると、脳の中の報酬系呼ばれるエリアは活性化し、モチベーションにつながるようです。加えて、報酬系は海馬に隣接しており、報酬系が活発になれば海馬も活発になるそうです。海馬は人間の記憶力に大きな影響を与える部分ですので、報酬系の刺激は記憶力アップにつながります。私は漫画が大好きなので、漫画を読むことにしたいと思います。

■準備テク3:音楽

声や激しい音楽は学習効果を下げる一方、自然系BGMは学習効果を高めることが期待できます。リラックスできるからだそうです。よくユーチューブで自然音を聞いていましたが、確かにリラックスして勉強に集中できていたと思います。

◆第4章:「勉強後」の5つのテクニック

ここでは、私でも使えそうな緩和モードのテクニックをご紹介いたします。知識をため込むだけでは成果を出すことは不可能です。使える知識を増やすには勉強後の過ごし方が鍵になるそうです。その鍵を握っているのが、緩和モードです。

■緩和テク1:昼寝

ビジネスパーソンの皆さんは睡眠の質を大事にされているかと思いますが、その中でも昼寝は生産性の向上に一定の効果があるようです。勉強においても同じで、10分の昼寝でも認知機能の回復や集中力の回復がみられるようです。勉強した後は昼寝をしましょう!勉強→昼寝→テスト→ご褒美(漫画)などのように組み合わせると、長期記憶の形成に有効だそうです。

◆まとめ

今回は勉強時間を作れない忙しい皆さん向けに、超効率勉強法を私でもできるんじゃないかという視点からまとめて見ました。一見するとどれも今すぐにでも始められそうなものばかりですので、だまされたと思ってトライしてみましょう。学習効果が表れたら記事にしてみます。
なお、第5章と第6章に関しては、私では少し実践のハードルが高そうに感じたので、今回は記事にしませんでした。もし今後勉強する中で良いものを体感できれば、共有させていただきます。
本書URL:最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
最後に、この記事が少しでも皆さんのお役に立てば光栄です。

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