【就活】面接対策は何をすれば良い?技術面接と人事面接を解説!

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どうも!カワヤスです。この記事では面接対策を具体的に解説します。面接対策で何をすれば良いかわからない方の悩みを解決します。
前提として、この記事では面接のうち、私自らが経験した技術面接と人事面接の質疑応答に特化した記事としています。渾身の内容ですので、あなたの役に立つこと間違いなしと思います。上記2種類以外の面接(集団面接等)、マナーなどは割愛しております。

◆技術面接対策

技術面接では一体何をするのでしょうか?やってみないとわからない不透明な情報を明らかにし、皆さんの悩みを解決したいと思います。この技術面接対策のトピックスでは、目的や評価ポイント、何を聞かれるのか、専門用語を使っても良いのか?などなど、ポイントをご説明いたします。どの企業の面接でも聞かれるような普遍的な内容になっていますので、ぜひご参考にしてみてください。

■技術面接とは?

自身の研究テーマについて技術部長などを相手に説明する場です。

■技術面接の目的は?

その学生が技術的または思考的な側面で一定の基準を満たしているか評価することです。

■技術面接での評価ポイントは?

①研究テーマの背景を理解しているか。
②目的意識をもって取り組んでいるか。
③理論を理解しているか。
④論理的に説明できるか。
⑤考えて研究しているか。
⑥質問に答えているか。

★①研究テーマの背景を理解しているか。

研究テーマの背景を理解しているということはどういうことでしょうか?答えは、なぜその研究をしているのか理解していることです。具体的にいうと、ほとんどの研究は世の中の困りごとを解決するために存在します。誰かの何かを便利にするために存在します。このポイントを押さえなければ、面接相手へ研究の重要性を伝えることができません。世の中のニーズを理解しているか、今一度振り返って確認してみましょう。研究のテーマがあるということは、既に教授が存在意義を見出していますので、わからなければ聞いて確認してください。

★②目的意識をもって取り組んでいるか。

研究の目的を意識して取り組んでいますか?研究の目的は、背景で掲げた世の中の悩みを解決するため、世の中をよくするためという内容になります。研究のスタートはまず、この目的を明らかにするところからだと思います。目的を明らかにできれば、目的達成のためのロードマップを描けます。逆に目的が分からなければ、どこを目指せば良いのかわからなくなります。ゴールのないマラソンのようですね。目的意識は全ての仕事に共通する重要要素ですので、しっかり押さえましょう。

★③理論を理解しているか。

研究の背景には、何かの理論があります。その理論を理解したうえで研究に取り組んでいますか?面接前に改めて理論について理解を深めてください。研究を進めるうえで、理論は目的達成のツールです。そのツールを理解しないまま使っても、まともな研究はできません。例えば、ゆで卵を食べたいという目的に対し、電子レンジで温めよう!と考えそのまま温めると卵が爆発してしまいます。そう、これは電子レンジというツールをよく理解していないから起こってしまう失敗です。このように理論もツールの一つですので、理解して研究に取り組むようにしましょう。よく理解できていれば、面接でも簡単に表現できると思います。
ある理論を説明しようとしたとき、可能な限り定量的な表現を使ってみましょう。さらに変動因子まで説明できれば、相手は納得してくれます。

★④論理的に説明できるか。

研究のような複雑なものを他人へ伝えるためには、論理的に相手へ伝えるスキルが必要です。このスキルは日常会話とは異なるスキルです。論理的に説明するとはどういうことでしょうか。抽象的ですが、話の流れにストーリー性があるか、つまり繋がりを意識して話せているかということが論理的に説明することと思います。具体的にはPREP法を用いるなど、論理的に話すためのいくつかの手法がありますので、下記のサイトを参考にしてみてください。論理的に伝えられなければ、相手は理解できません。相手が理解できなければ、何を言っているか意味が分からないという状態になります。説明が下手くそという印象を与えてしまうでしょう。説明する際は話の構造を考えて説明してみましょう。

★⑤考えて研究しているか。

こいつ考えているなと評価されるために、二つのポイントを押さえましょう。
・何かの理論に基づいて研究しているか。
・PDCAを回して研究しているか。
理論は、理論式や、まだ理論式まで落とし込めていない経験則でもよいです。それらの理論に基づき研究し、失敗しても他のファクターを試して次に進む。失敗の原因を追究し、次へ生かす。同じ失敗をしない。これらを表現すれば、考えているなと評価されます。

★⑥質問に答えているか。

日常的な会話で、質問に答えているか意識されたことはありますか?例えば、妻に「家の中を掃除した?」と聞かれたら、「はい」か「いいえ」が回答ですよね。ここで、「いやー、昨日は忙しかったから疲れて寝ちゃったんだ」と答えると、一見話はかみ合っているかのように見えますが、正しくは答えていません。これを自身の技術面談に落とし込んでみてください。
質問に答えるポイントは3つあります。
・聞かれた質問にシンプルに回答する。yes or noをはっきりとする。
・聞かれていないことは答えない。
・わからないことに無理やり答えない。
特に、無理やり答えないことは重要です。質問の意味が分からなければ、その意味を確認してから答えましょう。そして、意味を確認したうえでわからないことがあれば、わからないと答えましょう。勉強不足でも正直に伝えることの方が悪い印象を与えません。

■技術面接では何を聞かれるか?

まずは研究内容を理解するために、用語や意味について聞かれます。内容の把握ができたら、なんのためにやっているか聞かれます(背景目的の部分)。実験結果などが出てきていたら、その結果が出た原理を聞かれます。最後に今後の展開を聞かれます。普段、教授とかと議論できていれば事足りるレベルだと思いますので、特に苦手意識がなければ対策は不要と思います。強いて言えば、これまで述べてきた研究の背景や目的、理論について理解を深めて話せる準備をすることが的確な対策と言えます。

■専門用語を使っても大丈夫?

結論、大丈夫です。ただし、専門用語について補足しましょう。技術部の部長クラスであれば想像できないくらいの知識量を持っています。多少の専門用語であれば全然大丈夫です。顔色を見て、伝わっていないかもと思ったら補足する程度で十分です。
また、専門用語OKには別の理由があります。それは、専門用語無しには研究内容を説明できないことです。例えば、野球のルールを説明するために、3アウトであったり、ピッチャーであったりと専門用語を用いて説明しますよね。それと一緒です。そのため、遠慮せずに専門用語を使い面接へ臨んでください。

◆人事面接対策

人事面接では一体何をするのでしょうか?やってみないとわからない不透明な情報を明らかにし、皆さんの悩みを解決したいと思います。この人事面接対策のトピックスでは、目的や評価ポイント、何を聞かれるのか、専門用語を使っても良いのか?などなど、ポイントをご説明いたします。どの企業の面接でも聞かれるような普遍的な内容になっていますので、ぜひご参考にしてみてください。

■人事面接とは?

主にES内容を中心に自分をアピールする場です。

■技術面接の目的は?

技術だけではなく人柄を知ったうえで一緒に働きたいか判断するためです。

■技術面接での評価ポイントは?

①志望動機は明確か
②人柄がマッチしているか
③面白いか

★①志望動機は明確か

なぜこの会社でないといけないのか明確に回答できるかがポイントです。

★②人柄がマッチしているか

一緒に働きたいと思う人柄かを見ています。もやは人事の好き嫌いです。

★③面白いか

お笑いという意味ではなく、人材として面白いか(ユニーク)であるかです。ツボは人それぞれなので、「あ、こいつちょっと変わってて面白いな」とか「なんか人間味があるな」など興味を持ってもらえると評価されますね。

■人事面接では何を聞かれるか?

ESを中心に、その人の人柄を知る質問が飛んできます。主に、エピソードを話したら、なんで?なんで?と深堀されます。これは自己分析やESを各時点で深堀できていれば明確にで答えられます。

★意外な質問もある。

「君、なんでそんなに笑顔なの?」という質問をされたことがあります。序の口かもしれませんが、就活生にとっては人生をかけた非常に緊張する場面で、本当に意味不明な質問が来ることもあります。私は、上手く答えられなかったので、今でも忘れられないほど、後悔しました。このような一瞬意図が分からない質問に対処するポイントは、”意味を理解できないのであれば答えないこと”です。技術面接でも同じことを言いましたが、意味が分からなければその質問の意図を確認すればよいのです。
ただ答えることに価値はありません。質問者が何を知りたいのかを明確にしてから答えることに意味があります。実際の場面では緊張してテンパってしまうかもしれませんが、一呼吸おいて、落ち着いて確認しましょう。

■人事面接で専門用語使っても大丈夫?

人事面接で研究のことを聞かれることは少ないかもしれません。もし聞かれた際は、専門用語使ってもOKです。ただし、この場合も補足説明しましょう。人事の方は専門分野が全く異なるので、意味が通じないです。そのような人々に対して説明できるかというコミュニケーション能力を視られているのかもしれません。
落ち着いてかみ砕いて説明できるよう、事前に練習してみてください。

◆面接の心構え

ここでのお話は、小手先のテクニックをお話しします。ポイントは「見た目」と「声の大きさ」です。

■見た目で損をしないように意識しよう

せっかくここまで頑張ってきた努力を見た目だけで勝手に判断してほしくないですよね。しかしながら、人は見た目が9割という書籍が出ているくらいですから、見た目について意識したいです。髪を整えるだとか、スーツがどうとか、そういう次元の話はしません。ここでは、誰しもができる面接で肝心な見た目のポイントを3つ列挙します。
・目を見て話す(最低限その人の方向を見て話す)
・胸を張る
・背筋を伸ばす
要は、自分に自信があるように魅せることです。例えるなら、良い機能を有し手入ても、見た目が悪いと結局買わない家電製品と同じです。意識すればその場でできることですので、取り入れてみてください。

■声の大きさで損をしないように意識しよう

見た目が9割と言ったはいいものの、実は声が小さいと見た目が良くてもだめです。聴覚情報は全体の7%程度と言いますが、それでも結局聞こえないと伝わらないんですよね。声なんて誰でも大きく出せるので、機械のごとく、聞き取りやすいボリュームで話しましょう。

◆まとめ

本記事では、技術面接と人事面接、およびその二つに共通する小手先のテクニックについて述べました。
技術面接の目的はその学生が一定基準を満たしているか評価することです。意識すべきポイントは以下です。
・研究テーマの背景を理解しているか
・目的意識をもって取り組んでいるか
・理論を理解しているか
・論理的に説明できるか
・考えて研究しているか
・質問に答えているか
人事面接の目的は技術だけではなく人柄を知ったうえで一緒に働きたいか判断することです。
意識すべきポイントは以下です。
・志望動機が明確か
・人柄がマッチしているか
・面白いか
小手先のテクニックとしては、見た目と声の大きさで損をしないように意識しようということでした。
以上が面接対策です。これらの内容が皆様のお役に立てますと幸いです。

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